医の森-インタビュー2

清水台はっとり内科・消化器科クリニック 院長


経歴
2005年 聖マリアンナ医科大学卒業
2005年 聖マリアンナ医科大学 初期研修医
2008年 聖マリアンナ医科大学 消化器・肝臓内科助手
2013年 武蔵野赤十字病院 消化器内科医員
2014年 聖マリアンナ医科大学 消化器・肝臓内科助教
2023年 聖マリアンナ医科大学 消化器内科講師
2024年 聖マリアンナ医科大学病院 肝疾患医療センター副センター長兼務
2024年 清水台はっとり内科・消化器科クリニック 開業

神奈川県川崎市宮前平区犬蔵にある「宮前ショッピングセンター」の1Fで、 2024年9月に開業された清水台はっとり内科・消化器科クリニック院長の服部伸洋先生にお話を伺いました。


地域貢献と、大学病院との連携を目指し、
生活者の皆さまのお役に立つ診療を実現したい

開院においての想い、コンセプト

地域に貢献したい、地域の人に役立つ仕事をしたい、という想いですね。
元々、親や親戚に開業医が多かったので、その意志を継いで生活者の健康を守る仕事をしたいという考えがありました。

そして、私の出身である聖マリアンナ医科大学病院から近い場所に開院したので、連携しながら共に地域貢献をしたいという目標もあります。

不動産物件を選ぶ段階での、こだわり、ご苦労など

このエリアは住宅街であり、決して駅前ではないですが、少し前に同じ消化器の先生で閉院されたクリニックがありました。 それで需要があるのではないかと考え、さらに自分が学んだ大学近辺の地域への貢献をしたい、という目的があり、 このエリアで開業物件を探していました。

スマートメディカルとはどんな相談・連携をされましたか

2年ほど前から開業物件を探しはじめ、最初は他のコンサルタントの方から、複数の物件提案をいただいておりましたが、場所の面でどれも決め手に欠けていました。

知り合いを通じてスマートメディカルさんと出会い、今回の物件をご提案いただきました。 この物件は私のイメージと合致するものであり、クリニック向け不動産の提案力の高さを実感しました。

また、最初に提案された区画が、他の契約者に先を越されてしまったのですが、スマートメディカルさんがオーナーや施設側に交渉してくださり、 私たちのクリニックが入れる区画を新たに確保してくださいました。 ここまで尽力していただけるとは思っていなかったので、大変感謝しています。

さらに、開業に伴う内装工事の相談や医療機器の導入、スタッフ採用、各種申請手続きなど、幅広くコンサルティングしていただき、 現在もさまざまなサポートを受けています。

クリニックならではの特性、強み

当クリニックでは、地域に貢献するために一般的な診療の他、内視鏡検査に力を入れています。 上部・下部消化管の内視鏡検査に鎮静剤を適宜用いることで、患者さんに負担をかけずに、同時に実施することが可能です。

さらに、内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)も、大学病院で培った豊富な臨床経験を活かし、 安心して受けていただける環境を整えています。

これから開院、分院を計画される方へアドバイス

開業というのは勤務医時代と比べてリスクも負いますが、やりがいもあると思います。

開業にあたっては様々な検討要素があると思いますが、エリアをどこにするか?は最初の大きな課題です。 物件については、こればかりはご縁があってのものですが、信頼できるブレーンと出会うことは成功の鍵だと思います。

場所が決まれば、すでに開業している方々から積極的にお話しを聞いて、自分がどのようにやりたいか、 イメージを固めていくことが大事かと思います。

私は40代前半で開業を考え始めましたが、ご自身のキャリアや立場、年齢などを考慮し、 タイミングを見極めながらロードマップを作成されるとよいと思います。

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